本当ならすじ肉を使ってみたかったのですが、さすがにすじ肉続きで飽きたので今回はすね肉でシチューを作ってみることにしました。
レシピ
分量は適当で、実際作ってみたら4人前以上はありました。圧量鍋の取り扱い説明書に「少量の食材を煮込むと鍋が傷む」というようなことがあったので、多めにしてみました。
まず、にんじんの皮を皮むき器でむきます。左親指を皮むき器で切ってしまい、痛い思いをしました。ぷくーと血玉が浮いてきてテンションが下がります。マキロンで消毒し、血が止まるのをまって続き。
皮をむいたにんじん2本を縦に真っ二つにして、それを横に2cm幅くらいで切っていきます。そして、鍋の中に入れます。
次にたまねぎ。まず半分に切って、頭とお尻を切り落としてから皮を取ります。これをさらに半分に切って鍋の中へ。
最後の野菜、じゃがいも。これも皮むき器で、今度は怪我しないように気をつけて皮をむきます。ところどころ残る黒い芽はナイフで切り取ります。ちなみに私は包丁を持っていないので、キャンプのときに使うナイフで料理しています。多分、包丁の方がやりやすいと思います。
皮をむいたじゃがいもは8つに切って鍋の中へ。
今回、野菜はかなり大きめに切ったので、火が通るかどうか心配です。そして、すね肉を切りもせずにそのまま鍋の中へほおりこみます。
水は材料が2/3つかる位に入れました。適当です。
説明書を見ると、蒸気口の上に付属の「おもり」を乗せて使うだとか、調理中にゆらすと危険とか、いきなりフタをあけると食材が勢いよく飛び出してくるとか、怖いことが書いてありました。
とにかく、スライド式のフタをしめ、蒸気口の上におもりをつけて、火を入れます。
しばらくして、しゅんしゅんしゅんと変な音がします。圧力が上がっていることを示す突起物?がぴょこんと上に飛び出ています。
これが沸騰している状態なんだそうです。内部では圧力がかかって、沸騰の温度が120度になっているのだとか。
沸騰温度が20度くらいあがったところでたいした違いはないように思えますが、とにかくやってみるしかありません。
すね肉の煮込み時間は約25分だと取り扱い説明書に書いてあったのでその通りにしました。ちょっと多めに煮とこうと思って、30分後、火を止めます。
ここでいきなりフタを開けると大変なことになるらしいので、しばらくおきます。蒸気のしゅんしゅん音がだんだん小さくなり、沸騰を示す突起物がへこみました。だいたい20分くらいほっときました。
説明書を読みながらびくびくもので、「おもり」を手前に傾けます。これで中の圧力を徐々に下げるのだそうです。傾けても何も起こりません。おもりを外しても何も起こりません。
火を止めたあとの時間が長かったので、自然に内部圧力が下がったようです。なんだか拍子抜け。
フタを開けると、なんと、すね肉がめちゃめちゃやわらかくなっています。にんじん、じゃがいも、たまねぎもものすごくやわらかくなっています。くずれそうなくらい。
シチューのルーを入れて、フタはしめずに仕上げます。圧力をかけているときは、カレーやシチューのルーなど、ねっとりしそうな(粘性のあるもの?)を入れてはいけないんだそうです。蒸気口が詰まるからかな?
あー、牛乳入れた方が良かったなあとか細かいところはありますが、そのやわらかい仕上がりに感動しました。
次回は圧力鍋ですじ肉に再チャレンジしてみようと思います。