ガリゴリガリガリゴリゴリ。
今日も昼になると、ものすごい勢いでパソコンのハードディスクがうなりだす。
ウイルスバスターの予約検索が、パソコンのCドライブをチェックしているのだ。こうなるとパソコンは使えない。仕事もできない。けど、ウイルスに感染するよりは全然いいよ。OKOK。
そんなふうに思っていたのだが、ちょっとショックな情報を見つけた。
順位 ベンダー 検出数 検出率
#1 G Data 479,345 99.76%
#2 McAfee 479,123 99.71%
#3 Symantec 475,687 99.00%
#4 K7 Computing 468,487 97.50%
#5 Eset Nod32 465,862 96.95%
#6 Microsoft 463,389 96.44%
#7 Trend Micro 460,797 95.90%
#8 Kaspersky 458,699 95.46%
#9 AVG 456,007 94.90%
#10 Rising 419,108 87.22%
▲AV-TEST.orgが2010年3月に実施したウイルス検出テストの結果。
ウイルスバスターは、7位の「Trend Micro」というやつだ。7位?
会社員時代から使っていたウイルスバスターは、重くなるけどウイルス検出率に優れる、と思い込んでいたのだが、なんと大手のMcAfee(マカフィー)やSymantec(シマンテック)よりも順位が下だ。
検出率95.90%って、結構高い数字のように思えるけど、ウイルスのなかの4%には感染してしまうってことじゃないか。いいのかそれ。
きっとその4%には、よっぽどのことがない限り感染しないんだろうけど、やはり気になる。ところで、トップのG Dataとかいう聞いたことのないウイルスソフトは一体なんなんだと思って調べてみた。
ネットの評判などを集めるとこんな感じ。
価格は安い、とは言っても大騒ぎするほどの安さではない。
|
ウイルスバスター |
G Data |
価格 |
ダウンロード1年版(最大3台) |
ダウンロード1年版(1台用) |
パソコン1台だけで使うならば、G Dataの方が2,000円安いんだけども、2,000円くらい節約してもなあ。3台で使うなら、さらに価格差は狭まって1,500円差だ。
また、検出率が高いゆえに、メモリを多く使用して重くなるのも気になるところだ。有害サイトはまあ、私は大人なのでどっちでもいい。
ただし、やはりウイルス検出率ナンバーワンというのは捨てがたい。あまり重い作業をしないけども、ウイルスに感染しちゃったら信用に関わるようなパソコンには合いそう。
どのウイルスソフトもやはり一長一短のようだ。けども、前出のウイルス検出テストで10位以内に入っているウイルス対策ソフトならば、あとは好みで決めていいんじゃないだろうか。値段の安さとウイルス検出率を重視するならば、G Dataがいいと思う。30日無料体験版もあるので、試してみるのもいいんじゃないだろうか。