今後の楽天の通販に便利かも知れない「楽天銀行口座」
次々と金融関係の商売を始める楽天が、ついに銀行業にも手を出したようだ。
▲楽天市場
その名も「楽天銀行」。正確には、「東京都民銀行楽天支店」とのこと。そんなとこに口座を作って、いったいなんのトクがあるのかをざっと上げてみよう。
- ATM手数料 イマイチ
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- 東京都民銀行のATM利用手数料が平日8:45~18:00まで無料(預け入れ、残高照会はつねに無料)。セブン銀行でも、平日の一部のサービスが手数料無料、他行での手数料は有料。
→とくにこれといったメリットはなし。フツウのサービスと言えよう。
- 振込み手数料 通販をよく利用する人には若干トク
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- 楽天銀行(東京都民銀行楽天支店)あて、無料。東京都民銀行他支店あて 105円。
→今後、楽天市場のショップが「楽天銀行支払」に対応すると、振込み手数料無料で通販ができるようになる。※ただし、「楽天銀行決済手数料」というワケのわからない手数料がかかる。
- 預金金利 イマイチ
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- 定期預金などのサービスもあるが、金利面で他行と比べたときのメリットはなさそう。
- 口座開設時に楽天ポイントがもらえる
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- 口座を開くと500ポイント、クレジットカード一体型を申し込むと3,500ポイントもらえる
→楽天系サービスにありがちな「おまけ」
- 口座維持手数料無料 フツー
しかし、振込み手数料の代わりに「決済手数料」(購入額9,999円まで105円、それ以上は金額に従って手数料アップ)という意味不明のお金がかかるので、結局フツウの銀行引き落としとそれほどかわんないんじゃないの?という気はする。
まとめると、「9,999円以下の楽天の通販の支払いを銀行振込みで利用する人には、振込み手数料の節約になる可能性がある。」ということになる。ただし、近所に東京都民銀行やセブン銀行ATMがないと不便だ。
私はカード派で、銀行振込みはまず使わない。しかし、決済手段が「銀行振込みのみ」の楽天ショップでどうしても買い物したいなあ、というときのために一応作っておくのもいいかも知れないなあと思った。
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