ダイエーネットショッピング
ダイエーの商品をインターネットで買えるサイト。食料品や雑貨、家具などさまざまな商品を扱っています。
ダイエー関連一覧(アマゾンドットコム)
ダイエーの蹉跌 企業参謀の告白/![]() |
かって流通の神様中内功氏を総帥に戴き「ダイエー帝国」といわれた企業はいまは解体され見る影もない。どうしてこのようになってしまったのか、再建に奔走した人物の手による失敗に終わった自己再建の記録である。しかしながら第一章は抽象的な改革の概念がだらだら書かれているのみで「改革したつもり」になっている企業はどこもこんなものだろう。ストレートに全部実行できれば苦労しない。第二章は組織が硬直化・劣化していた実際のダイエーで行われていた事例であり、大変に興味深い。仕入れ・流通・調理・レジャー産業・警備にいたるまですべて自前でやれる組織故にもっと安い優れた外部企業に委託したりできなかったというあまりに皮肉な実態は「氷河期の恐竜」そのものだった。なまじ自前の処理会社があるために鹿児島で捕れた魚を福岡に送ってそれを鹿児島でまた売るという非効率・高コスト・鮮度低下なことをしていたのだ。消費者は少し高くてもよいもの長く使えるものを求める時代になっているのにアホの一つ覚えのように「安かろう悪かろう」の品を売り続けていた。しまいにはコスト高でさして安くもなかったが・・。第三章で再び今となっては何の意味も持たない組織改革の概念論が出てきて終わり。ビジネス書としてもいまひとつの感は否めない。
|
完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (ちくま文庫)/![]() |
読後感は三点だ。
一点目。佐野は多作である。実際 彼の著作一覧を見ていると呆れるくらいの数をこなしている。多作ゆえ 凡作もかなりある。その中で本作は 佐野の最高傑作の一つと断言出来る。テーマのブレがなく 取材も圧倒的である。これだけの取材が出来た佐野と させた中内功の共著とすら言いたい。 二点目。佐野の著作は文学に近い。これは佐野固有の 若干情緒的でしつこい文体に起因していると僕は考えている。簡単にいうと「癖」がある文章であり それが文学性を醸し出している。 僕自身は 正直 佐野の「癖のある文章」に違和感を覚えることも多い。もう少し淡々と書けばよいのではと思うこともある。但し「癖」は時として美味なのは 納豆、チーズだけではない。この文章が好きでたまらない人もいるだろう。 三点目。本書を佐野の最高傑作の一つと考える理由は そのテーマ設定にある。ダイエーの中内という方の個人史から 日本の戦後史を浮かび上がらせるというテーマは明快である。佐野は元々 一人の傑出した人間をなめるように描く作品が多いが その中でも 中内という方への思い入れの深さをまじまじと感じる。 本作を読んでいる限り 佐野は中内への思い入れと反発という微妙なバランスに立って書いていることが良く分かる。そうして これは 想像だが 中内自身が 佐野の著作に対して 同様の気持ちを持ったのではないか?後に 中内が佐野を告発したという事実も描かれているが最終的には和解で終わったとさらりと書いている。どのような告発で そのような和解であったのかは知る由もないが 本作を読んでいる限り 佐野の中内へのアンビバレントな気持ちが伝わってくる。 |
ドキュメント ダイエー落城/![]() |
日本経済新聞、日経金融新聞、日経流通新聞、各記事を編集した書物のため、首尾一貫していない箇所、内容が重複している箇所がみられます。 そして本書は経済、企業経営の問題というよりも、経済産業省と金融監督庁、産業再生機構との縄張り争いに関する話題が延々と述べられています。 すなわちこのような省庁の争いや土地の含み益を利用した企業経営など、ダイエーを例として日本社会の否定的な側面を描いたものが本書です。 また金融機関の企業再生部門に勤務する私にとって、不採算部門の縮小や子会社株式売却による債務圧縮といったリストラ策でなく、顧客の視点にたって品揃えを改善する、従業員のモチベーションを高めるといった地道で愚直な取組みが小売業の再生には不可欠であることを切に感じました。 |
カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (新潮文庫)/![]() |
ダイエー。
高度経済成長の波に乗って、 消費の欲望を満たしてきた企業。 高度成長の象徴は バブルとともに崩壊への道を突き進む。 日本は一度、 バブルで死んだ。 それでも、まだ同じことをすれば、 成長できると思っているのだろうか。 時代に乗り遅れ、 過去の成功体験を捨てられないものは、 崩壊の運命にある。 |
争覇の流通イノベーション―ダイエー・イトーヨーカ堂・セブン‐イレブン・ジャパンの比較経営行動分析/![]() |
日本の小売業の代表であるダイエー、イトーヨーカ堂、セブンイレブンジャパンの経営行動を豊富な事例を基に分析している。各社が様々な戦略を打ち出し、成功と失敗を繰り返して、小売業が発展してきたという経緯がよくわかった。文章のみならず、グラフやチャートがあることにより、更にその理解が深まった。著者の指摘する「過去の成功体験の慣性」は今日の日本企業のすべてに言えることで、鋭い観点であると思った。小売業を理解するうえで欠かせない1冊といえる。経済環境が激変している現在、今一度企業の経営全般を考えるにあたって大いに参考になる本であると思う。 |
完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈下〉 (ちくま文庫)/![]() |
この本は上巻と下巻では趣が少々異なる。上巻は「中内功とは何者であるか、なぜダイエーは発展し没落したのか」をさまざまな角度から分析する。対して下巻は長い長い追悼文、という印象。いろいろな登場人物に追悼の辞を語らせながら、著者の中内に対する尊敬と批判と愛惜が折り重なって表現されている。上巻は半生記の印象を受けるが、下巻では時は止まりこの世から去る主人公を文章で何とか引きとめようとするかのような哀しみに満ちたルポルタージュになっている。 |
戦後戦記 中内ダイエーと高度経済成長の時代/![]() |
名作「カリスマ」で描ききれなかった中内功とダイエーおよび日本の戦後史・社会・消費文化を多方面から分析・評論した本。冒頭部は「カリスマ」の続編的に中内功の最晩年と逝去・ダイエーの再生について。中盤は各分野の作家・評論家によるダイエーと中内功について戦後史における位置づけと総括を多方面から行っています。中村うさぎさんの「エルメスのバッグを買う人はバッグを買うのではなく『エルメスのバッグを持ち歩く私』のイメージを買っている」という評論が面白かったです。
後半で西武の堤清二氏と佐野氏の対談。最後に中内ダイエーの墓碑銘的な年譜と写真。 カリスマを読まれた方にはおすすめできます。 |
ダイエーに残った男たちの「乾坤一擲」 (小学館文庫)/![]() |
良くも悪くもメディアを賑わす経営問題。膨大な借金を前に水際のグループ。そこから起死回生の一歩を踏み出していく男たちの実話と証言。創業者・中内氏を賞賛したり批判している本や中内時代のダイエーのノンフィクションは世に数多く出回っているが、高木社長など現経営陣について語られている本はあまりなく、新鮮味があり興味深い。 |
福岡ダイエーホークス全記録/![]() |
最初は記録本出してるのがなんで「読売だけ?」と言う感じでしたが、
写真満載で、詳しい年表やら年度別成績やらも付いて、 内容は充実してるのでとりあえずは満足。 万年Bクラスチームから常勝チームへと変貌していった過程が良く分かると思います。 永久保存版です。 欲を言えば、写真は全てカラーにしてほしかった。 ダイエー初期のものはなぜかモノクロが多いです。 |
カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」/![]() |
本題について語るためには、まず、その背景まで踏み込んで詳述しようという姿勢はいいのだが、いかんせん、まわりくどすぎて、なかなか、本題に辿り着かない。
やっと、本題に入ったかと思ったら、また、背景について語り始めるということの繰り返しだったように思える。 丁寧なのはいいが、もう少し、本題であるダイエーの成長と蹉跌を軸に据えて話を進めるべきではなかったか。 |